Fear&Hunger2:TERMNA:日本語初心者ガイド(作品紹介&キャラクター編)
注意:このゲームには、露骨な暴力のシーンが含まれています。四肢の切断は、ゲームの重要な要素の一つです。このゲームには次の内容も含まれます: アルコールや薬物の使用、自殺から自傷行為までの肉体破壊シーン、ヌード、性的コンテンツ。
うつ病、精神障害、性的暴力、児童虐待、戦争、それに伴う多数の残虐、背徳、冒涜行為がゲームで表現されています。TERMINA UPON US
「Fear&Hunger2:TERMINA」はスウェーデン、ヘルシンキ在住のミロ・ハヴェリネンがJRPGとホラーから創り出した楽しく遊べる苦行である。その容赦ない難易度と過激な描写、そして奥深く興味をそそるシナリオがマニア界隈で高い評価を得ている。現在日本語版は出ていないため翻訳ソフトなどを併用する必要があるが、12ドルとその手間をかける価値がこのゲームにはある(筆者の意見です)。
RPGツクールで描画される凶悪かつ残忍な敵たちとの闘いが君に恐怖を与える
https://store.steampowered.com/app/2171440/Fear__Hunger_2_Termina/ ストアページはこちら、見れない場合はフィルターによってR-18指定が弾かれているので設定を弄ってください(そんなゲーム見た事ねえぞ)
○ゲームの紹介
君は薄緑色の月の下で開催された月の神「ラー」の祝祭「ターミナ」を生き延びるため、危険な街を歩き、他の参加者と戦い、塔に辿り着かなくてはならない。タイムリミットは3日。生き延び、神からの恩賞を受けられるのは参加者14人のうち只一人。ターミナ祭が行われるのは、古き神の邪悪な信仰が残る街、プレハヴィル。君はこの地獄を生き延び、ターミナ祭の勝者となれるのか?
14人の参加者は日を追うごとに死んでいく。あるいは死んだ方がマシかもしれん
このゲームでは月の神ラーの祝祭ターミナに参加する個性的な8人のうち一人を選び、祝祭と地獄のような街プレハヴィルを生き延びることになる。凄まじい難易度のゲーム性、限られたセーヴ回数と物質、無慈悲に切り取られる自らの四肢、その他あらゆる苦しみに耐える準備が無ければ、このゲームをプレイするのはやめた方がいいだろう。
○ターミナ祭の参加者たち
この素晴らしい祭りに参加する事となった哀れな14人のうち、8人が主人公としてプレイ可能である。それぞれ全く違う来歴、能力を持ち、更にプロローグでは自らの来歴を選択する事で同じキャラクターでも全く違う初期スキル、装備で開始する事になる。以下に示すのは筆者がプレイしやすいと感じた4人のキャラ毎の特性、難易度、そして来歴選択肢のすすめである。
*来歴選択とは、各キャラクターのオープニングで選べるそのキャラクターの歴史の中の選択肢であり、これによって初期装備と初期スキルが決まる。
ダーン:医者
彼女は両手武器を装備可能で、更に戦闘を補助する罠、武器作成スキルを持つ優秀なキャラクターである。仲間としても強力で、簡単な条件で(初見だとわかりづらいのだが)誰よりも遥かに早く仲間にできる点で群を抜いている。
おすすめ来歴選択
①electronics②take him home③make traps④medical goods もしくはspare parts
①は電気錠を解除するスキルを得て、バンカー内の複数のエリアに入る事を許可する。つまり物資等も手に入る量が増える(特にバンカー内にはアベラに有益なアイテムが多い)
②は序盤で手に入れるのが難しい武器を手に入れる。村人くらいなら胴体一撃で倒せるかもしれない。
③weapon craftingでも強烈な武器が作れるが材料を手に入れられるのは先なので後の習得で良いだろう。一方trap craftingで作れるbear trapは非常に有益である。銃を併用すれば特にだ。
マルコ:ボクサー
裏社会にあるボクシング・リングでの生活は、彼に素手で対戦相手に対処する方法を教えた。マルコは接近戦が得意である。戦闘★★★探索★★魔術★
彼は見ての通り(ジョースター家に見えるのは意図的なデザインだろう)武闘派である。全ての武器を装備できステータスも高く、更に素手を強化すれば序盤の雑魚は胴体を一撃で仕留められる。しかしマルコは暴力だけの男では無い。来歴選択によって探索に有利なスキルも習得できるのだ。
おすすめ来歴選択
①burglar②strength③accuracy④escape with your sister⑤medical goods
①によりlockpickスキルを習得。small keyが必要な鍵のかかった扉を楽に開ける事ができるため仲間の少ない序盤の探索に役立つ。②は攻撃力増加。③により素手で頭を狙いやすくなる。④は逃走成功確率を格段に上昇させるescape plan(体感8割成功)。暴力で勝てない相手には逃走で対応可能だ。これらによってあらゆる状況に対応できる男が生み出される。
カリン:ジャーナリスト
戦争、クーデター、その他の災害を調査してきたジャーナリストである彼女は、生き残るためにさまざまなスキルを習得しており、説得力はそれらの能力の最後の一つではない。
その他のプレイ可能キャラについて
リヴァイは戦争のトラウマに苦しむ脱走兵である。マップ上で敵を倒せる銃火器の技術に長けるが履歴選択によってはヘロイン中毒という重大な状態異常を永続的に得てゲームを開始することになる。リヴァイでプレイするなら履歴選択をスキップしてヘロイン中毒を回避しつつ拳銃のスキルを得るのが推奨される。
マリナはプレハヴィルの高司祭の子であり、その設定故に専用イベントも存在する。魔術を習得し最初から一定の神との親和性を得ているが、魔術には有用なものとそうでないものが分かれているためどちらかというと中級者向けと言える。しかし必要な物を習得すれば仲間なしでゲームをクリアするに最も優れているため、最高難易度のマゾモードでは強力なキャラである。
オサもまた破壊神への信仰と恩恵を利用する魔術系のキャラクターだがマリナと決定的に違うのは銃を装備できないことだ。オサ本人はかなり強力なキャラクターであるがこの弱点だけが彼を上級者向けにしている。しかし彼は他の7人にはないある「特徴」によって全く感触の異なる本ストーリーへの向き合い方をしているため、慣れているならプレイの価値は高い(特に前作経験者)
オリヴィアは薬草を調合して回復アイテムや毒を作ることに特化した支援型キャラクターだが、足が不自由で車椅子に依存していることが最大の特徴である。階段を上るにはこれを外して這い進みで登る必要がある。足を何本失おうがデメリットはないが、腕の喪失が移動速度を減少させ、両腕の喪失は即ち死である。男連中よりも戦闘向けではないが、毒は強力かつ銃も装備できるのでそこまで致命的ではないだろう。彼女はとある点においてストーリーで彼女は重要な立場を持っている。是非プレイして確かめてほしい。
「生存の基本」編に続く・・・
コメント
コメントを投稿